運動神経があるorないという会話をしたことありませんか?
よく使われる「運動神経」とは具体的には何を指すのしょうか。
運動神経とは身体や内臓の筋肉の動きを指令する為の信号を伝える神経の総称である
と書いてあります。
ですが、一般的な会話の中でよく使われる「運動神経」とは少し意味が違いますよね。
人が手や足など身体を動かす時は脳などの神経が身体の神経回路を通して筋肉に指示を出します。
そして、その指示が筋肉に伝わり自分が思った通りに身体を動かせることが
運動神経が良いということになります。
運動神経の正体は簡単に説明するといかに身体をイメージ通りに動かせられるかということです。
また運動神経にもいくつかの分野があります。
動くタイミングを上手につかむリズム能力
重心の移動があっても平衡を保つバランス能力
合図に素早く反応して適切に切り替えれる変換能力
身体全体をスムーズに体を動かす連結能力
動いているものと位置関係を把握する定位能力
刺激に反応して素早く動きを切り替えれる反応能力
ラケットやバットなどを上手にコントロールする識別能力
などこれらのすべての能力を自由自在に操ることができるなら運動神経が良いと言えますね。
イメージ通りに動かせられる筋力や反復動作を繰り返すことで、
いわゆる運動神経は良くすることができます。
協調性を鍛える、つまり、あらゆる情報を調整してその瞬間瞬間に
ベストな動きとるといった能動的な自ら働きかける能力を高めれば
ある程度は運動神経をよくできるかと思います。
運動神経が悪いと言われる人や、自身でそう思い込んでいる人は
子供の頃からでないと良くならないからと諦めるのはまだ早いかもしれませんね。