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ごはんと砂糖は別!

ごはんを食べると太るから食べない
多くの方がごはんは炭水化物だから血糖値も上がるし太る・・
と大雑把ですがこんなイメージを持っているかと思います。
以前、一善のごはんには角砂糖が15個分も入っています!
といった文言と共にごはんの横に角砂糖を並べた写真がありましたよね。

 

ごはん一善約150gだとすると含まれる糖質は約53g
角砂糖一個は約3.5gとして計算すると確かにごはん一善には角砂糖15個分ほどの糖質が入っています。
一善で角砂糖15個というとこれを三食食べれば計45個
なんか凄い量で怖くなってしまいますよね。
でも、お米と角砂糖とでは身体に対する影響が違うので安心してください。

 

皆さんが一般的に言う炭水化物は食物繊維を除いた「糖質」のことを指す場合が多いかと思います。
糖質の一番小さい単位が単糖類(ブドウ糖など)
これは分子が小さいので一番吸収されやすく素早くエネルギーになります。
この単糖類が2つ結合したものを二糖類といいます。
砂糖はブドウ糖が2つ結合したショ糖で二糖類の代表的なものになります。
ブドウ糖に分解されてから吸収されるので単糖類より時間がかかりますがそれでも吸収は早く血糖値もあがります。
この単糖類や二糖類といわれるタイプは「糖類」と呼ばれ摂りすぎれば肥満や糖尿病につがります。

 

では、ごはんは?と言うとお米に含まれる糖質は単糖類が沢山結合していて多糖類という部類になります。
体内に吸収されるまでに少し時間がかかり
咀嚼→消化酵素によって単糖類へ分解
といったプロセスがあるので血糖値の上がり方は先ほどの糖類に比べて緩やかになります。
このように身体の反応が違うのでお米と砂糖を同じように語るのは間違いというのがわかります。

さらに食物繊維の割合の多い玄米だとより血糖値の上昇が緩やかになるのでより太りにくい「炭水化物」ということがわかりますね。

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