牛乳を飲んで骨を丈夫に・・
牛乳を飲んで骨を強くする・・
昔から牛乳は栄養満点の食品で飲むことは「健康に良いこと」であるかのように言われてきました。
でも、実際は健康に良い食品かと言われれば疑問な食品の一つです。
まず牛乳に含まれる成分を見ていくと
・タンパク質
・糖質
・脂質
・ビタミンA
・カルシウム
が含まれています。
これだけ見ると一見バランスのよさそうな健康的な食品って感じもしますね。
では、それぞれ一つ一つの栄養素をより細かくみていきましょう。
〇タンパク質
主な成分であるタンパク質は乳タンパクで「カゼインタンパク」になります。
カゼインはアレルギー反応を出したり炎症を起こすことで知られています。
〇糖質
牛乳の糖質の約99%は乳糖になります。
乳糖は分解できないとお腹を下したり、ゴロゴロしたり消化不良を起こします。
わたしたち日本人の約7、8割の人が乳糖を分解するラクターゼという酵素が作れないので乳糖不耐症と言われています。
〇脂質
脂質は飽和脂肪酸で摂りすぎると肥満や生活習慣病の原因になります。
〇ビタミンA
含有量は微量ですので他の食品から摂った方が効率が良いでしょう。
〇カルシウム
強い骨を作るにはカルシウムだけではなくマグネシウムやリンなど同時に摂る必要があります。
理想のカルシウムとマグネシウムの比率は2:1が理想ですが
牛乳はカルシウムとマグネシウムの11:1の比率になっています。
マグネシウムがなぜ必要かというとカルシウムと合体して骨の材料になるだけでなく
酵素として血液中に流れるカルシウムとタンパク質、リンの割合を調整してくれます。
牛乳を飲むことで血液や細胞内のカルシウムが急激に増え、骨や歯の中にあるカルシウムが失われます。
これを見ると健康の為に必ず摂らなければいけない必須食品というわけではなさそうですよね。
なので、牛乳が嫌いだけど健康の為に我慢して毎日飲んでいるという人は
メリットもそんなにないので頑張って飲まなくて全然問題ないです。
カルシウムを摂る目的であれば海藻や小魚、豆などであればミネラルもバランスよく
摂れるのでそれで十分です。
牛乳が美味しくて好きという人はジュースやお菓子など他の嗜好品と同じ位置づけでOKです。
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