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体重より除脂肪

BMIは身長と体重から割り出される肥満度を示す指数でよく使われますが
ただ痩せたいというだけでなく引き締まった身体も目指すのであれば
BMIよりも気にするべき指標がLBMとLBMIになります。
LBMとは除脂肪体重のことで文字通り脂肪を除いた体重のことで
筋肉、内臓、骨、血液などがそれにあたります。

BMIは身長と体重だけで算出するので筋トレしている人やアスリートなど
筋肉量が多い人も肥満認定されることもあります。
また、体重は標準だけど体脂肪率がとても高い隠れ肥満の人もBMIだけではわかりません。
重要なのはその人の身長に対する体重ではなく筋肉量です。
徐脂肪体重であるLBMをもとにした筋肉量を知る為の指数LBMI
というのがありますが、これで筋肉量を割り出していきます。

では、その除脂肪体重と筋肉量をどうやって導きだすのかというと
徐脂肪体重は体重(kg)×(100-体脂肪率(%)÷100
という計算式になります。
身長170cm、体重60kg、体脂肪率15%の人を例に筋肉量を出してみます。
60(kg)×(100-15(%))÷100=51kg(徐脂肪体重)になります。
さらにそこから筋肉量をだすと
51kg(徐脂肪体重)÷1.7(身長)÷1.7(身長)=17.3(筋肉量)
この人のLBMIの数値は17.3ということです。

LBMIは女性の場合は約14~17、男性は約16~19が平均的な数値になります。
数値が大きい人ほど筋肉量が多いということです。
男性はもともと筋肉量が多いので平均の数値は女性より多くなっています。
引き締めながら体重を落としたい人は参考にしてみてください。

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