今回は三大栄養素の一つタンパク質について
運動をしている人は「一日に○○gを目安にタンパク質を摂りましょう」
と推奨されていますが、タンパク質とはそもそも何か?
身体の建築資材や作業員のようなものと考えても良いかもしれません。
タンパク質はアミノ酸が沢山つながってできています。
このブロックの組み合わせ方によって色んな種類のタンパク質が生まれるのです。
レゴブロックで家や車を作れるように組み合わせで役割が変わるんですね。
では、タンパク質の主な役割を見ていきましょう。
①身体を支える「構造」の役割
タンパク質は身体の骨や筋肉、皮膚、髪などを作る材料になります。
例えばコラーゲンというタンパク質はは皮膚をピンと張ってくれる美容の味方
筋肉のタンパク質は動く為の力の源です。
②身体の中で「働く」役割
タンパク質は身体の様々な仕事を担当しています。
例えばヘモグロビンというタンパク質は血液中で酸素を運ぶ宅配便のようなものになります。
酵素というタンパク質は食べ物を消化したりエネルギーを作ったりする
化学工場のような役割でもあります。
③身体を守る「防御」の役割
タンパク質は免疫システムでも活躍
抗体というタンパク質はウィルスや細菌といった身体の敵をやっつけるガードマンのような存在
風邪を引いたり熱がでたりするのはこの抗体が闘っているサインなんですね。
ここで少し考えてみましょう。
タンパク質って毎日どれぐらい必要だと思いますか?
一日に1kgあたり約1~2gのタンパク質が目安と言われています。
例えば50kgの人であれば50~100g
卵一個で約6g、鶏むね肉100gなら約23gですから毎日の食事でバランスよく摂ることが大事なんですね。
ではタンパク質が足りなくなるとどうなるのでしょうか
筋肉が弱ったり肌がカサカサになったり、免疫力が下がって風邪を引きやすくなったり
逆に摂り過ぎて腎臓に負担がかかることもあるのでバランスが肝心です。
最後にタンパク質はどこから摂れるのか
肉、魚、卵、納豆、豆腐、牛乳など身近な食材にたっぷり含まれています。
朝に卵、昼にお肉、夜に魚なんて組み合わせで美味しくタンパク質を補給ですます。
まとめると、、タンパク質は身体の建築資材であり作業員でありガードマン
私達が元気に生きて行く為に毎日欠かせない存在なんですね。
今日の食事で是非タンパク質を意識してみてくださいね。