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フォームローラー②

フォームローラーを使用することで柔軟性の維持、向上だけでなく怪我の予防にもつながります。
特に運動前のウォーミングアップ、運動後のクールダウン
日々のコンディショニングの一環として筋膜のリリースを取り入れることで筋肉痛を軽減させパフォーマンスアップが期待できます。

効果的な圧の強さやローラーを転がすスピードなどは現時点ではデータもなくわかっていないようですが
目安としてはストレッチやマッサージなど行う際の感覚と同じでイタ気持ちいいぐらいがベストではないでしょうか。
やはり強い圧をかけてしまうと皮膚、血管、神経など周辺の組織を傷つけてしまったり、
痛みを感じることで筋肉がかえってこわばってしまったりするので強い圧は加えずに痛みや不快感のない範囲を目安に実施するのが良いです。

あるデータではハードなトレーニングをした直後、24時間後、48時間後に筋膜リリースした場合と
トレーニング後何もしなかった場合を比較した所、

筋膜リリースをしたグループは何もしなかったグループに比べて筋肉痛が軽くで済んだという報告があります。

そして筋膜をリリースする時間ですが、
一つの部位に対して可動域を広げる目的であれば1~2分間程度実施し、
筋肉痛を和らげるのが目的であれば筋肉痛が出そうな部位に1分間ぐらいを目安に行うのが効果的なようです。
またプラスとしてトレーニング後数日間にわたって定期的に筋膜リリースを行うことでより筋肉の痛みを軽減することがわかっています。

 

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