皆さん、一回の食事にかける時間はどのくらいでしょうか?
現代人は早食いの人が多い傾向にあるようです。
一回の食事の咀嚼回数と食事時間を調べた報告によると
戦前の食事は噛み1420回、22分に対して、現代は噛み620回で約11分というデータがあります。
嚙む回数、食事時間ともに減っています。
昔からゆっくり噛んで食べよう!と言われてますが
これは食べ過ぎ防止、肥満防止のことも考えて言われてきたのではないかと思います。
脳の満腹中枢は食べ始めて20分ほどで働き始めるため早食いの場合は
つい食べ過ぎてしまいがちになります。
事実、平成21年の国民健康栄養調査の食べる速さを体型別でみたデータによると
肥満の成人男性(BMI25以上)のうち約6割に早食い傾向があるという報告もあります。
ゆっくり食べると噛む回数も増えて消化もスムーズになります。
食べたものが小腸に送られるときには3mmほどの小ささになっている必要があり
よく噛むとその分、胃で細かくする必要がなくかり胃の負担も軽くなるのです。
他にもゆっくりよく噛んで食べる虫歯、歯肉炎予防、がんの予防などメリットは沢山あります。
早食いの傾向のある方はゆっくり食べることを意識してみましょう。
ゆっくり食べるコツは
・一口食べることに箸をおく
・嚙む回数を意識して歯ごたえのある食材を優先的に選ぶ
・食べる時間測ってみる20分が目安
劇的な変化は感じにくいかもしれませんが、こうした些細な生活習慣の
積み重ねが数年後の健康を左右しているかもしれませんね。
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