お昼を食べた後急激に眠くなるという経験はありませんか?
午後に重要な会議や打ち合わせなどある人はかなり悩ましい問題ですよね。
何故食後に眠たくなったり倦怠感がでるのか?
今回は食後の眠気対策について書いてみたいと思います。
原因はいくつか考えられますが、主に血液中のブドウ糖の濃度が関係しています。
まず、食事することで血液中のブドウ糖の濃度が上昇します。
いわいる血糖値が上がった状態ですね。
食後の上昇した血糖値は当然、元に戻さないといけません。
その働きを担っているのが膵臓から分泌されるインスリンです。
極端に血糖値が上がるとインスリンの分泌が間に合わず過血糖状態になります。
過血糖状態になるとブドウ糖がうまく脳内にいきわたりにくくなるため、
眠くなってしまったり、ぼーっとしてしまうようになります。
また、逆に血糖値が上がり過ぎてそれを下げる為にインスリンが大量に分泌されることで
血糖値が下がり過ぎて低血糖状態に陥ってしまう場合があります。
血糖値が急上昇したのち急降下する現象は血糖値スパイクと呼ばれています。
①食物繊維を含んだ食品から食べましょう!
野菜、海藻、きのこ類などが食物繊維が豊富に含まれているものから先に。
食物繊維には糖の吸収を穏やかにする効果があり先に食べることで
消化スピードが穏やかになり血糖値の急上昇を防ぐことができます。
野菜→タンパク質→炭水化物の順番が理想です。
②腹8分目に抑える
食事量が多すぎると血流が胃腸に集中しすぎて脳への血流不足を防ぐことができます。
またよくかんでゆっくり食べるようにしましょう。
食事後15分以降に満腹中枢は刺激されるので一回の食事には大体15分以上をかけて食べれるのがいいですね。
③朝食を摂る
朝食を摂らない分、昼食で急激な血糖値の上昇に繋がりやすくなり
体内の血糖値がより低い数値に落ちやすくなります。
昼食後に眠くなるということは血糖値が上昇している食べ方ですので
脂肪を溜めやすい食事とも言えます。
「血糖値を上昇させない食事」を意識しながら
食後の眠気を抑えお昼からのパフォーマンスアップこころがけましょう!
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