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固形食VS液体

同じ栄養素でも固形で摂るのと液体で摂る場合、どちらがいいのでしょうか。
タンパク質を例にすると、固形で摂ると食事誘発性熱産生による消費カロリーアップが望めます。
人間は一日のカロリーを基礎代謝、活動代謝、食事誘発性熱産生の3つの代謝から消費されますが
食事誘発性熱産生は一日の消費カロリーの約15%になります。
基礎代謝が60%、活動代謝が25%とすると少ないかもしれないですが、
一ケ月単位で考えると馬鹿にはできない数値です。

消化器官はそれぞれ運動しながら消化液の働きによって摂取した食べ物を小さい分子に分解していきます。
ほとんどは小腸で吸収されます。
固形物は咀嚼回数が多くなりますが、そのおかげで唾液の分泌を促し血中アミノ酸濃度も
緩やかに上昇して緩やかに下がっていきます。
ということは血中のアミノ酸濃度が高い状態を長い時間キープできるということですね。
血中のアミノ酸濃度を高く保てると筋肉が分解されるのを防げます。
また、咀嚼によりレプチンというホルモンが分泌されるので満腹中枢が刺激され
空腹感が起きにくいことも固形物で摂るメリットではないでしょうか。

一方プロテインなど液体は消化によるエネルギー消費は少なく食事誘発性熱産生が低く
咀嚼もする必要がないので唾液の分泌も減ります。
またプロテインは精製されているので余分な摂らなくて済む、
調理する必要がないので時短にもなります。
運動後など素早く吸収させたい時にはプロテインは便利です。
結論としては液体個体共にそれぞれのメリットがあるので、状況に応じて選択していくのがベストですね!

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