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免疫は運動で上がる

昨日あたりから寒さが少し和らいでますね。
予報では年末年始は暖かく3月なみの気温になるところもあるみたいです。
暖かいのはいいですが、朝晩はグンと冷え込みますので
みなさま、体調管理にはくれぐれもお気をつけくださいませ。

さて、日々、病気に負けない健康的な丈夫な身体を維持していくには
免疫システムがきちんと働いてくれないといけません。
今回は運動が免疫システムに与える影響について書いてみたいと思います。
病原体や花粉など物質が体内に侵入してきた時に異物を攻撃して
身体を守ってくれておりその際の免疫細胞の一連の反応を免疫応答と言います。
免疫は大きく分けて自然免疫と獲得性免疫の2つがあります。
自然免疫は初期に作動し特定の病原体だけでなく幅広く微生物に対抗します。
一方の獲得免疫は記憶能力があり体内に一度侵入した異物を記憶し
次に侵入した際に効率的に排除する仕組みを作る免疫です。
最初に侵入してきた異物が自然免疫をすり抜け入りこんだ感染細胞やがん細胞など排除する役割があります。
まとめると、一度異物が身体に入ってきた時に対応するのが自然免疫
そして、一度侵入してきた異物を記憶し次に備え自然免疫で対処しきれなかった異物に対処するのが獲得免疫
という感じです。
それぞれが補完しあって身体を守っているということですね。

では、よく運動をすると免疫が上がるというのも耳にしますが
実際はどんな影響があるのでしょうか。
短期的な目線でみると、一時的な運動は免疫細胞の循環を活性化させます。
中程度~激しい運動を行うと血流が増加し
免疫細胞が体内を効率的に循環するようになります。
これによって免疫細胞は病原体やがん細胞を迅速に検出し排除することができるようになります。
運動直後は特にナチュラルキラー細胞やマクロファージといった
自然免疫細胞の活性化が高まると言われています。
これらの細胞は感染の初期段階やがん細胞の監視に重要な役割を果たします。
長期的では日頃から運動を習慣にしている人は病原体に対する防御が強化されていて
感染症にかかりにくいという報告もあるようですね。