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インナーマッスルとアウターマッスル

加齢によって衰えやすい下肢の筋肉は立ち上がり動作や歩行に主に作用する大腿四頭筋や大殿筋があげられます。

歩行能力の低下や臀部や大腿部の痩せによって

大腿四頭筋や大殿筋などのアウターマッスルの筋肉量の減少や筋力低下は目につきやすく

筋力低下を予防するための運動も足上げやヒップアップなどが知られています^_^

インナーマッスルは深部に位置しており、表面的には筋肉が確認しづらいことや関節や動作時の安定性などのサポート的な働きからアウターマッスルに比べて目立ちにくい存在かもしれません。

しかし、「長時間姿勢を保持し続けること」や「動揺の少ない安定した動作」

「方向や力の調節などの微細なコントロール」、「柔軟性に富んだしなやかな動き」、「上下肢・体幹の協調した動き」

「バランスの保持やバランスを崩したときに立ち直る動作」など、長い時間活動し続けられることや

バリエーション豊かな姿勢や動作を行うにはインナーマッスルとアウターマッスル双方のバランスのとれた働きが必要となってきます。

インナーマッスルを意識したエクササイズとしてはピラティスが有名ですね♪

リハビリテーションでも深層筋を意識したアプローチが用いられています。

普段何気なく座っているときでもお腹を引っ込めて背筋を伸ばしてみることや

日常生活の動作で大きく手を伸ばす、太ももを高く上げる、身体をひねるなどの動作を取り入れるように心がけることで

普段あまり使うことのない筋肉も働かすことができ、より多くの筋肉をバランスよく使えます。

大きく身体を動かしてみることで、自分の身体の硬さや左右差、苦手な動作や姿勢にも気づくことにもつながるでしょう♪

 

 

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