いきなりですが、このしゃがみ方できますか?
今はほとんど見かけないですが、和式便所を使う時にはほぼこの格好になりますよね。
ヤンキー座りともいわれることがあります。
上の絵のようにももの裏とふくらはぎ完璧にくっつく所までしゃがめないとダメというわけではないのですが、
うまくしゃがめない方の多くは基本的に足首が硬い可能性があります。
足首が硬くて後ろに体重がかかってしまい一定の所からしゃがめなくなってしまいます。
例えば物を落として地面から拾いあげる時
うまくしゃがめないので前屈のような形になってしまいます。
この物を拾うタイミングで腰を痛めたりすることが多いです。
また、トレーニングでも足首が硬いと効果的なスクワットの動作がうまくできなくなります。
他にも女性であれば、血行不良による冷えやむくみなど症状が起きやすくなります。
足首が硬いというのは様々な不調にもつながってくるので早めに改善したい所です。
もちろん足首だけが原因ではなく他にも色々考えられますが。
足首の骨の位置が本来の位置ではないために骨同士がぶつかりうまく動かない
というのはよくあるパターンです。
脛の骨と踵の骨の間に距骨という骨があります。
この赤い部分です。
通常であれば距骨は少し後方に下がっていて前側に若干スぺースがあるのですが、
足首が硬い人はこの赤い部分(距骨)が前方に詰めてある感じです。
それで骨同士、脛骨が距骨とぶつかって足首が本来の動きができなくなっているのです。
これを改善する為の距骨を元に位置に戻す必要があります。
誰でも簡単にできる運動としては
つま先だけ5~10cmほどの段差の上にのせて背屈させ、
そのまま膝をつま先より前に出していく動作を数回ほど繰り返す。
他にも距骨を手で奥に押し込むようにアシストしながら行うのも良いです。
距骨の場所は足首を底屈させた時ポコッと盛り上がってくる骨です。
ポイントとしては足を少しだけ外に向けるようにしましょう。
足の向きを内向き、外向きでやりやすさに違いがあるのでやってみるとわかると思います。
地味な運動ですが、継続すれば少しづつ効果を実感できるはずなのでお試しください。
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